忌明けまでのながれ

初七日(7日目)

二七日(14日目)

三七日(21日目)

四七日(28日目)

五七日(35日目)

六七日(42日目)

四十九日(49日目)

百ヶ日(100日目)

 

末期の水

ご不幸後まず最初に行うのが末期の水です。
新しい筆か割り箸の先に脱脂綿かガーゼを巻き茶碗に入れた水を含ませ故人との関係が近い順に行います。
 

枕飯と枕団子

枕飯は一膳飯とも言い故人が使っていた茶碗にご飯を山盛りにして真ん中に箸を立てます。ご飯は一膳山盛り分のみ炊きます。
お団子は上新粉で作ってお供えします。 数は一般的に6個ですが地域によっては7個、13個、49個とお供えする所もあります。 また余った上新粉は使いません。
 

喪主

喪主は遺族の代表として葬儀を執り行い、弔問を受けるのが努めです。
また葬儀後の法要なども主催することになります。
 

死亡届け

死亡届の右側は死亡診断書になっています。(亡日より7日以内に提出)右側は医師が記入し左側はご家族が記入する事になります。
役所へ提出すると火葬許可書が交付され火葬する事が出来ます。
また特別な病気(感染病)以外でお亡くなりの場合は24時間火葬する事が出来ません。
 

焼香回数

  •  天台宗 3回
  •  真言宗 3回
  •  浄土宗 1回〜3回
  •  臨済宗 通常1回
  •  曹洞宗 通常2回
  •  日蓮宗 通常3回
    ※上記宗派は香を額に戴いてお焼香します。

浄土真宗

  • 本願寺派 1回
  • 大谷派 2回
    ※浄土真宗では香を戴くことはしません。
 

香典の意味

香典とは、故人に供える香に代えて現金を供えるという意味です。
香典の「典」は本来は尊い書物(仏典)の意味があり、香奠の「奠」は神仏に物を供えて祭るという意味があります。
昔はお香を持参したのですが、喪家側で用意するようになったために、 その代金として現金を包んで持参し霊前に供えるようになりました。 地位のある人には、現金では失礼とする考え方もありましたが現在では不時の出費に対する相互扶助の意味合いも強くなり、 現金を包むことが一般的になっています。
新札を使うと失礼とも言われますので、多少なりともきれいなお札を香典用として使用したほうがよさそうです。
仏式では四十九日の忌明けに香典返しをします。
神式では五十日祭に、キリスト教式では1月後の昇天記念日にします。
香典返しの金額は、一般的に「半分〜3分の1」程度を目安としますが厳密に考える必要はありません。
香典の額は5000〜1万円が一般的ですから、2000〜3000円程度の品と5000円程度の品を用意しておき相手の額に応じて振り分け、 高額の香典をもらった相手に対しては個別に対応する、といった考え方でよいでしょう。
 

のし

昔は贈り物にあわびを添えて贈りました。 のしの意味は「伸ばす」という意味も兼ね備えているので、 慶事や縁談に関する祝い事には「縁を伸ばす」ということで使われますが、 弔事には「引き伸ばす」という意味を嫌いのしは使いません。
 

水引の意味

水引とは、慶弔の儀式より贈答の習慣が根付くと共に包んだ和紙を結び止めるものとして使用されるようになったこと起源とします。
和紙を縒って紙縒り(こより)状にし、縒が戻らないように水糊を引いて乾かし固めたことから、水引と称されました。
本来、慶事には5、7、9の奇数、弔事には2、4、6の偶数のこよりをより合わせた水引を使うのがしきたりと言われているようですが、 現在においてはあまりしきたりにはとらわれず、慶弔ともに5、7本が多いようです。
弔事には、黒白または総銀の結切水引の香典袋を使います。一般的に、のしはつけません。 法要(弔事一般)では黒白よりも総銀、黄白を用いるのが一般的です。 水引の結んだものを使うか、印刷したものを使うかは中に入れる金額に応じて決めます。
 

弔事一般

黒白、黄白、銀のみ、白のみ。宗派によっては青白を使用する場合もあります。
 

法事

年忌表
年忌法要 死亡からの年数
49日(納骨) 49日後
1周忌 1年後
3周忌 2年後
7周忌 6年後
13回忌 12年後
17回忌 16年後
25回忌 24年後
33回忌 32年後
50回忌 49年後
100回忌 99年後

右の図は一般的な年忌表です。
法事と言えば1周忌、3回忌とかの年忌法要(年回法要) を思い浮かべる方が多いことでしょう。 年忌法要は、亡くなって1年後に勤めるのが1周忌、2年後が3回忌、 6年後が7回忌で、以後13回忌、17回忌と次項の年忌表の通り勤められるのが一般的です。
ただ25回忌のところは、23回忌と27回忌に勤める場合もあります。
法要を勤める年のかぞえ方は、 3回忌以降 「A回忌は亡くなって(A−1)年後」と覚えておけばよいでしょう。
法事というのは「仏法の行事」ということで、この仏法はほかでもない“私自身のため”のものです。 すなわち、法事の場に参集した家族、縁者の一人ひとりが仏法を自分のこととして聞き味わってこそ、意義あるものとなるのです。
亡き人を偲(しの)びつつ、この私が仏法を聞く行事 これが仏法です。

 

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